グアムの赤いシャトルバス　運行ルートと料金について。

グアムで多くの旅行者が利用するシャトルバス。

主要なものは「赤いシャトルバス（ラムラムトロリー）」と呼ばれる、JTBの系列会社「ラムラムツアーズ」が所有するシャトルです。
※HIS系列のツアーならほぼ同じコースを走る「レアレアトロリー」が用意されています。

シャトルバスを利用することで多くの人気のスポットに行くことができるため、ツーリストにとっては強い味方と言えますね。

日中はホテルロードで必ず見かけることになる、この赤いシャトルバス。
その経路や時刻表についてまとめました。

赤いシャトルバスが走る７つのルート

赤いシャトルバスには７つの運行ルートがあります。
（8つ目のルートだった「ハガニアマリンシャトル」は2018年9月で終了しました）
（9つ目のルートだった「GPO（グアムプレミアアウトレット）・レオパレスシャトル」は2018年1月で終了しました）

行きたい場所によって乗るシャトルバスが変わりますので、事前にルートを確認しておきましょう。

1. タモンシャトル（北回り・南回り）
2. ショッピングモールシャトル
3. Tギャラリア・Kマートシャトル
4. 空港行きシャトル
5. 朝市シャトル
6. チャモロビレッジナイトシャトル
7. 恋人岬シャトル

※グアム政府観光局のサイトから時刻表と路線図のダウンロードが可能です。
[参考]シャトルバス – グアム政府観光局

タモンシャトル

タモンのホテルとマイクロネシアモール・グアムプレミアアウトレットを結ぶルート。

停留所も多く、運行間隔も約15分と頻繁に走っているのでとても便利です。
タモン地区のホテルならほとんどのホテル宿泊者が便利に利用できます。

ショッピングモールシャトル

多くの旅行者が訪れるショッピングスポット３つ（マイクロネシアモール、Kマート、グアムプレミアアウトレット）を結ぶルートです。
このシャトルではホテルには戻れません。

こちらは約25分間隔で走っています。

Tギャラリア・Ｋマートシャトル

TギャラリアとKマートを結ぶルート。
タモンの中心地から人気のKマートへ直接行きたい場合に便利です。

約20分間隔で走っています。

※Tギャラリア・Kマートルートは2020年3月31日で廃止されることになりました。
4月からはKマートとタモンエリアを結ぶ新しいルートが誕生するそうです。

空港行きシャトル

Tギャラリアから空港への片道運行。
12:00から16:30まで約30分間隔で走っています。

朝市シャトル

土日の朝のみ運行する限定のルート。
タモンシャトルが走るホテル地区と朝市が行われるデデドを結んでいます。

朝6時台に2便出発するだけで、帰りもデデドを8:00または8:15に出発する2便のみなので注意。

往復のトクトクチケットがおすすめです。

デデドの朝市は土日だけ！楽しみ方と行き方について【グアムの朝市・フリーマーケット】

チャモロビレッジナイトシャトル

チャモロビレッジでナイトマーケットが開かれる水曜の夜だけ運行される限定のルート。
Tギャラリア、グアムプレミアアウトレット、レオパレスリゾートの3か所から乗車できます。
（それぞれの停留所からチャモロビレッジに直行）

Tギャラリア・グアムプレミアアウトレットからは約20分間隔、レオパレスからは約1時間間隔での運行。
往復のトクトクチケットがおすすめです。

チャモロビレッジのナイトマーケットを楽しむ3つのポイントと、行き方やツアーについて

恋人岬シャトル

Tギャラリアから恋人岬を結ぶルート。
展望塔の入場料を含むトクトクチケットで乗車するのがおすすめです。

運行間隔はだいたい45分ですが、時間帯によっては大幅にあくことがあります。

グアム定番の観光スポット恋人岬は意外と楽しいかも (Two Lovers Point) 行き方、見どころ、伝説について

赤いシャトルバスの料金について

赤いシャトルバスの1回の乗車料金は距離問わず一律で$4。
大人も子供も同じ料金ですが、6歳未満は無料です。

ですが、1回（片道）しか乗らない人はほとんどいないと思いますので、なんだかんだ1日乗り放題券などを購入することになると思います。

乗り放題券の価格は以下。

• 1日乗り放題 $12
• 2日乗り放題 $15
• 5日乗り放題 $25
  （5日乗り放題のみ子供（6-11歳）料金あり$13)

ただし、乗り放題券といってもすべてのルートのシャトルに乗れるわけではなく、

• タモンシャトル
• ショッピングモールシャトル
• Ｔギャラリア・Ｋマートシャトル

のみ乗車可能となっています。

もし他のシャトル（恋人岬やチャモロビレッジ行き）に乗車する場合には、専用の乗車チケットまたは1回乗車券を購入する必要があるので注意。

ただしその場合には「1回乗車券を往復分購入するよりもお得になるトクトクチケット（往復の乗車が可能）」がありますのでそちらをお勧めします。

以下、一例。

• ハガニアシャトル周遊チケット $10
• 恋人岬トクトクチケット （展望塔入場券付）$10
• チャモロビレッジナイトシャトルトクトク往復チケット $7
• 朝市シャトルトクトク往復チケット $7

乗り放題はアプリのチケットがお得

2017年くらいから赤いシャトルバスのアプリができました。
1日乗り放題券などのほか、3時間チケットや6時間チケットがあり、場合によってはかなりお得に乗ることができます。

アプリのチケットについてはこちらの記事にまとめましたので、参考にしてみてください。

グアム 赤いシャトルバスのアプリについて。お得になるかもしれない料金や使い方など

チケット販売所

シャトルバスのチケットはバスの運転手さんまたはチケットカウンターで買うことが出来ます。
ただし、運転手さんが取り扱っていない種類のチケットもあるのでチケットカウンターで購入するのが安心でしょう。

現地チケット販売所は以下。

• Ｔギャラリア
  （乗車場にチケットカウンターがあります）
• グアムプレミアアウトレット
  （正面玄関入ってすぐのカウンターです）
• Ｋマート
  （乗降車場にカウンターがあります）
• マイクロネシアモール
  （Ｃ１通路を出た乗車場にあります）
• グアム国際空港
  （グアムに到着し、税関を抜けた到着口にあります）

日本でチケットを購入する方法

もし現地でチケットを購入するのに不安がある場合には、日本からもツアー会社を通じて購入することが可能です。

赤いシャトルバスはJTBの関連サービスですので、JTBのオプショナルツアーサイト「MyBus」を確認してみてください。

JTB海外オプショナルツアー

↑こちらから移動したあとで「現地オプショナルツアー」→「グアム」と進むと表示されます。

おわりに

日本でグアムのツアーを申し込むと、赤いシャトルバスやその他シャトルの乗り放題チケットがついてくるツアーがたくさんあります。

こうしたシャトルをうまく活用して、旅行を最大限に楽しんできてください！

グアム島の交通手段まとめ。シャトルバスだけでどこまで行けるのか？