グアム旅行ではクレジットカードか現金か?使えるお店や種類、注意事項などのまとめ
グアム旅行においてはクレジットカードを使った方がいいのか、
それとも現金を持ち歩いた方がいいのか?
使えるお店はどこなのか?
使えるカードの種類は何なのか・・・?などなど
気になるグアムとクレジットカードの情報についてまとめました。
グアムでは現金を使うべきか、カードを使うべきか
日本はクレジットカードに関しては後進国と言われています。
まだまだカードに対応していないお店も多いですし、そのせいか現金を大量に持ち歩く人も少なくありません。
それに比べてグアムはアメリカなので、ほとんどのお店がクレジットカードに対応しています。
むしろ日本人は現金を持ち歩く方が多いため危険という意見も。
そういう点からも、グアムではクレジットカードを支払いの基本にするのがオススメです。
また、クレジットカードでの買い物の場合は以下のような利点があります。
- カード会社のポイントが貯まる
- カードで購入した商品に保険が効く
- カード付帯の海外旅行保険が使える
クレジットカードを普段から使っている人なら当然知っていることばかりですが、現金派の方には意外と知られていないことだったりしますよね。
簡単に説明します。
カード会社のポイントが貯まる
日本のクレジットカード会社の場合、たいていポイントプログラムが付いています。
普段カードを使っていない人はあまり気にしていないかもしれませんが・・・カードのポイントはなかなか侮れませんよ・・・。
「せっかくの海外旅行だし」と、少し気持ちが大きくなってたくさん買い物をしてしまったなんてことがあった場合にも現金だと全くポイントは貯まりませんが、クレジットカードで支払っていれば利用額に応じてポイントが貯まるわけです。
ちりも積もれば山となる・・・という言葉がある通り、旅先での細かい支払いをすべてクレジットカードにしておくと帰国後に思わぬポイントが貯まっていた・・・なんてことも。
カードで購入した商品に保険が効く
海外旅行中でも盗難被害に遭う可能性はゼロではありません。
たとえば買い物した商品を車においておいたら無くなっていたとか、空港で預けた荷物の中からお土産が消えていたとか・・・意外と起こることです。
輸送中に破損してしまうこともあるでしょう。
そういった事態にあった場合、現金で購入した商品に関しては泣き寝入りするしかありません。
ですが、クレジットカードで購入していれば、カード会社から購入金額が保証されることがあるんです。
※各カードに付帯するサービスによるので、ご自分のサービス内容を確認してみてください。
盗難、破損の被害にあえば商品自体は手元に残りませんし、思い出も嫌なものになってしまいますよね。
購入代金だけでも帰ってきてくれるというのはちょっとした救いになります。
カード付帯の海外旅行保険が使える
海外旅行に行く際、たとえグアムだとしても旅行保険の加入は必須。
何かあってからでは遅いので、確実に加入しておきましょう。
ただし、クレジットカードによってはあらかじめ海外旅行保険が付帯しているものがあります。
たとえばVISAのゴールドカードであれば5千万円までの海外旅行保険がついているので、他の保険に加入する必要は低いですね。
その他
それ以外にも、カード会社提携の空港ラウンジが使えるなど、海外旅行の際にはクレジットカードを利用していくのが確実にお得です。
カード提携ラウンジといってもなかなか悪くないので、旅行前には是非利用してみて欲しいですね。
場所によっては生ビールが一杯無料で貰えることも。
また、グアム旅行の場合に「エコノミークラスでもビジネスクラスのラウンジが使える」というサービスがついたクレジットカードも存在しています。
これだけの利点がついていながらクレジットカードを利用しない手はありませんね。
ちなみに、アメリカにおいてはクレジットカードが信用の証となります。
※カードを作れるぐらい社会的信用のある人間、とみなされるということ。
逆に言えば、現金で支払っている人間は少し信用がないと思われる可能性も考慮したいところです。
カードはどこで使える?使えるカードの種類は?
グアムではほとんどどこでもカードが使えます。
レストランでもスーパーでもコンビニでもタクシーでもOKです。
ABCストアやKマートなんかも当然使えます。
たまに個人経営の飲食店などではカード未対応などもあるそうですが、基本的にはカードで乗りきれると思って間違いありません。
明らかに使えない例としては、デデドの朝市、チャモロビレッジの屋台など。
カードをスキャンする端末がなさそうな場所では使えないと思っておきましょう。
使えるカードの種類は、VISAやMASTERなどの国際的なクレジットカードならまず問題ありません。
基本的にはVISAのようにどこでも使えそうなカードを用意しておいて、読み込みに問題があった場合など(すぐに替えのカードを出せと言われるので)に備えて、予備のカードを持っていくようにすれば十分です。
ちなみにJCBなら専用ラウンジの利用や街中でのWi-Fiスポットも無料で使えるので、VISA×JCBのような持ち方がいいかもですね。
ドル決済?円決済?と聞かれたら
買い物をする際、お店の方から「ドル払い?円払い?」と聞かれるケースがあります。
※ドル建て、円建てのこと。
日本人だとなんとなく「円払い」と即答してしまいそうですが、結局はどちらも「ドルで買って、円で請求される」ことに注意しましょう。
ドル払いの場合はお店側がドルで決済して、カード会社にドルで請求します。
その後、カード会社が円に換算してあなたに円で請求するという流れです。
それに対して円払いの場合は、お店側が円に換算してカード会社に円で請求。
カード会社はそのままあなたに円で請求、という流れになります。
・・・「同じじゃん!」
と思ったら大間違いで、その時の換算レートと手数料が違ってくる点に注意が必要です。
ドル払いだと請求時の金額が上下する可能性がある
ドル払いの場合は、あくまでお店での決算時点ではドルで支払っていますから、お店からカード会社に請求があった時点での為替が適用されます。
逆に円払いであれば、お店で支払った時点でドルから円に換算されますので、買い物時点での為替が適用されるというわけです。
例えば$100の商品を購入する場合を表にしてみました。
ドル払い | 円払い | |||
---|---|---|---|---|
お店へ支払う金額 ($1=100円の場合) |
$100 | 10,000円 | ||
カード会社請求時のレート | $1=80円 | $1=100円 | $1=120円 | – |
請求金額 | 8,000円 | 10,000円 | 12,000円 | 10,000円 |
購入時点での為替レートが$1=100円だったと仮定した場合・・・$100の支払いを円払いにすると10,000円が請求されます。
一方、ドル払いを選択した場合にはカード会社請求時の為替レートによって請求金額が変わってきますね。
たとえばカード会社に請求がいったタイミングでの為替レートが$1=120円だったとしたら・・・同じ$100の商品を同じタイミングで購入しているのにも関わらず12,000円が請求されることになるということです。
※これは逆も然りで、請求タイミングで$1=80円になっていたとしたら、請求されるのは8,000円。
つまり、ドル払いの場合は購入時に思っていた金額と請求時の金額がズレる可能性があるということを意味しているのです。
・・・そうは言っても、購入時と請求時で±20円も為替が変動するなんてことは基本的にありえません。
ずれても1円~5円程度でしょう。
円払いの際の注意点
基本的に外貨両替には手数料が発生します。
※上の表では手数料を考慮していません。
手数料はドルから円に換算する機関が独自で決められますので、例えば「円払いを指定したお店の為替手数料がありえないほど高かった」というようなことがあれば単純に損することになりますね。
ドル払いにしておけば、為替手数料はカード会社指定の率となるので数パーセント程度です。
海外でクレジットカードを使う時は暗証番号が絶対必要なの?
まれに「海外でカードを使うときは暗証番号の入力が必須」と言われることがありますが、特にグアムにおいては暗証番号を求められる事はほとんどありませんでした。
そもそも暗証番号はサインレスでOKとするためのものみたいな位置づけですので、暗証番号の入力を求められても拒否することは可能ですし、サインだけで買い物をすることが出来ます。
もし暗証番号の入力に抵抗がある場合や、暗証番号を忘れてしまっている場合などは、「サイン?」と一言告げてボールペンで書く仕草をするだけでサイン認証に切り替えてくれます。
ただし、暗証番号の入力を求められるのは「ICカードタイプ」のクレジットカードであり、ICチップ×暗証番号という組み合わせでスキミングを防止できるなどセキュリティ面でも安心です。
安全面を考えても暗証番号を入力できるなら(忘れていなければ)入力した方がいいのではないかと思います。
※暗証番号入力対応端末がお店にない可能性もあります。
スキミングについて
特に磁気ストライプ型のクレジットカードの場合、カードを端末に通すときに一瞬でカードの情報を抜き取られてしまう事があります。
これをスキミングといいます。
スキミングされたカード情報はもちろん悪用され、知らないうちに高額請求されて気づく・・・といった感じです。
こうしたスキミング技術というのは年々高度になっていて、素人である私達が簡単に防止できるような物ではありません。
一番の安全な方法はカードを使わないことです。
・・・ですが、グアム旅行においてクレジットカードを使えないのはとても不便ですよね。
なので、なるべく「信頼できるお店」で対面でクレジットカードを使うという事を心がけていくしかありません。
どこのお店なら安心?
グアムにおいては、ホテルやブランド正規店、大型のレストランなら多くの日本人も利用していますし、クレジットカードを利用するのもほとんど問題ないと言っていいでしょう。
また、個人店などでもガイドブックに掲載されるようなところなら大丈夫ではないかと思われます。
※ただし、確実に安心できるというわけではないのでご利用は自己責任で。
とくに怪しい挙動がないか確認する為にも対面でカード決済を行える事や、お店の人にカードを預けるなどは避けたいところですね。
もちろん目の前でスキャンする機会にスキミング用のリーダーがついていないとも限りませんし、五つ星ホテルだから絶対に悪いことをする人がいないなんて約束も出来ません。
最終的には本当に自己判断となってしまいます。
旅行後にはカードの利用履歴をこまめにチェックするなどして、万が一見に覚えのない請求があった時にはカード会社に連絡して事情を説明するようにしましょう。
クレジットカードのサインは日本語(漢字)?英語?
クレジットカードを利用してサインをする際、「グアムはアメリカだし・・・」と安易な気持ちで筆記体でサラサラっとサインしてしまいがち。
でもこれ、実はNGな場合があります。
クレジットカードのサインはあくまで「カード裏面に記載されている名前と同じもの」である必要があるからです。
その為、カードの裏面の名前記入欄に漢字のフルネームで名前を書いているのなら当然サインも漢字のフルネームで書く必要があるということ。
では逆に、カードの裏面の名前記入欄に、漢字でも英語でもない”芸能人のサインみたいなやつ”を書いていた場合はどうでしょうか?
なんと、クレジットカードのサインはそういった「漢字でも英語でもないもの」でも認められるそうです。
あくまでカード裏面に記載したサインと決済時に署名するサインが同じであればOKなんですね。
もしかすると誰にも簡単に真似できないような自分だけのサインを使った方がセキュリティ面でもいいかもしれません。
現金が必要ならクレジットカードを使ったキャッシングがお得?
いくらクレジットカードがどこでも使えると言っても、現金が必要になるケースもないとは言えません。
例えばベッドメイキングのチップなんかはドル紙幣がないと困りますよね。
そんな時には日本で両替していくよりも現地でクレジットカードを使ってキャッシングを利用した方がレートがお得だったりします。
詳しくはこちらをご参照ください。
クレジットカードを使った時のチップについて
グアムはアメリカなのでチップ文化が根付いています。
とはいえ、観光客が多いタモン地区においては事前に料金にサービス料が加算されている事が多く、
チップを追加で払う必要がない場合もあります。
※レシートおよびメニューに「Service Charge」の文言があればチップは必要ないです。
もしチップが必要なお店でカード払いをした際は、カードのサインをするレシートにチップとして支払う金額を自分で記入する必要があります。
詳しくは以下の記事にまとめてありますのでご参考までに。
カード利用時にはパスポートが必要?
グアムでクレジットカードを使う際にはパスポートの提示を求められるという話を聞いたことはありませんでしょうか。
実際、私も数年前まではそんな経験がなかったのですが、前回と前々回の渡航時にはとあるミニマートにてカード利用時にパスポート提示を求められました。
何度利用しても毎回求められるので、システマチックにそうなっているのでしょう。
その時はパスポートを不携帯で、パスポートを持っていないと告げるとカード利用はさせてもらえなかったんです。
※たまたま小銭を持ち歩いていたため買い物はできました。
パスポートは危ないから持ち歩かない方がいいという意見もありますが、国際的な身分証明証ですので基本的には持ち歩いた方がいいそうです。
何かあった時に自分の身分を証明するのがパスポートですからね。
ただ、不用意に持ち歩くと危険という意見もありますし、特にビーチなんかではどう持ち歩いていいものか困ってしまいますよね・・・。
いずれにせよ、買い物をするときには持ち歩くようにした方が良さそうです。
特にアルコールを購入する場合などはクレジットカード払いじゃなくてもパスポートの提示を求められることがありますし、21歳未満であれば確実に販売はしてもらえないので注意しましょう。
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2020/02/21
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