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グアムの国名や場所、大きさや歴史について

日本人にとって一番馴染みのある外国といえるグアム。
「グアムにはよく行っているけれど、グアムのことはよく知らない」という方も少なくないのでは。

ここではグアムの基本的な情報について触れたいと思います。

グアムの国名について

よく「グアムという国は」というような表現をしてしまうので、グアムは独立した国家のように勘違いされがちですが、厳密には国ではありません。

では何かというと、アメリカの準州という扱いになっている地域です。

準州とは

アメリカは50の州で成り立っていますが、それ意外にもアメリカに属しているエリアがあります。
それがグアムなどを始めとする準州と呼ばれる地域です。

準州には自らその位置を望む場合もありますが、結局のところ「州として認められていない場所」という扱いの地域なんですね。
グアムのローカルたちがアメリカの大統領選挙に参加する資格を持っていないのは有名な話です。

つまり、アメリカ人なんだけど、アメリカ人としての権利がないような状態。

他にも連邦議会に議決権を持つ代議士を送れないというルールもあるため、実質アメリカにおいての発言権がないに等しい地域となっているようです。

そのため、州の1/3にあたるYigo(ジーゴ)地区をアメリカ空軍が占拠し、島の電力や水などの大半は軍施設にまわされてしまう事になっても文句が言える立場にないんだとか。

実際、軍施設とタモンのホテル地域(グアムの主な産業地帯)に優先的に資源が供給されるため、他地域の島民たちはたびたびの停電や断水に悩まされています。

ローカルの方のブログで「グアムではよく停電が起こりますね」なんて書かれていたりしますが、普段ツーリストとしてしかグアムを訪れない私達がそれを感じられないのは、こういった事情があったという事なんです。

侵略され続けた歴史

グアムはもともと先住民族であるチャモロ人が暮らしていた島。
1500年代にマゼランの一行にその存在が知られてからというもの現在まで、ずっと他国の統治下にあります。

1500年代にはスペインが占拠し、
1800年代には米西戦争を経てアメリカの領土となり、
1900年代には太平洋戦争で一旦日本の領土「大宮島」になったものの、
1944年に再度アメリカ軍の占拠によって、現在まで続くアメリカ領となった歴史があるのです。

最後にアメリカ領に還ってから70年以上経っているため、グアム島にいるローカルたちはほとんどの人は「生まれながらにアメリカ人」。

そのため、準州とはいえど、やはり島内ではアメリカらしさを感じる事ができますね。

というわけで、グアムは独立した国ではなく、紛れも無く「アメリカ」という国の一部であると言えるのです。

グアムの場所

グアムは日本から約3.5時間と好立地にありますが、具体的な場所がどのあたりになるのかをご存知でしょうか?

画像はhttp://google.co.jp/maps/より

画像はhttp://google.co.jp/maps/より

グアムはアメリカ領でありながら、本国アメリカとの距離よりも日本やフィリピンの方が近い位置にある小さな島です。

これが日本人観光客が押し寄せる理由であり、フィリピンからの移民が多い理由でもあるわけですね。

アメリカ本土に行く為には、広大な太平洋を横断しなければなりません。
そう思うと、アメリカ領でありつつも、アメリカとはやや違った文化を持っていても仕方がないのでしょう。

こういった背景からか、料理も非常にフィリピン料理に近いものがあります。

グアムの大きさ

グアム島の広さは549k㎡。
兵庫県の淡路島とだいたい同じくらいと言われています。

東京都の広さが2,190.93k㎡なのを考えると、東京都の1/4ぐらいの非常に小さい島です。

ちなみに東京23区で600k㎡強なので、これともほぼおなじぐらい。

東京のように栄えてはいないので、レンタカーを借りてもほぼ1日で全て回りきってしまうぐらいの感じ。

そんな小さな島に20万人程度の人が住んでいます。
※東京都の人口が1,200万人ぐらい。

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 - グアム旅行の準備

      2020/02/21

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