1歳児・赤ちゃんのパスポート申請から取得までのまとめ。

子供が1歳になったら、そろそろ我慢していた海外旅行にも行きたくなってくる頃！

でも、赤ちゃんと言えど海外に行く場合にはパスポートが必要です。

そこで、赤ちゃんのパスポート申請から取得までをまとめました。

パスポート申請の流れ

パスポートは申請してから出来上がるまでに1週間前後かかります。
赤ちゃん連れでの渡航を考える時は余裕をもって準備しておきましょう。

写真の準備

まずはパスポートに載せる写真を準備します。

といっても黙って写真を撮らせてくれないのが赤ちゃんですよね。
静かに椅子に座っていてくれたらいいのですが・・・動き回ってじっとしていられないし、さらには泣きじゃくる・・・。

高いお金をかけて写真屋さんで撮ってもらおうと思ってもなかなかうまく行きません。

パスポートの写真で重要なことは次の4つ。

• 前を向いていること
• 影がないこと
• 真顔であること
• 背景がないこと

まず赤ちゃんであっても正面を向いていることは絶対条件。
横顔の写真はNGです。

そして顔に影がないこと。
帽子などをかぶるのはそもそもNGですし、それによって影が出来てしまうのもダメということです。

3つめの「真顔」に関しては、赤ちゃんの場合は多少の笑顔は許されるという話もありますが・・・真顔であることに越したことはないでしょう。

最後の「背景」に関しては、写真屋さんや証明写真の自動撮影機なら問題ありませんね。
家で撮影する場合も、壁をバックに撮影するなどすればOKです。

※新生児で首が座っていない時は白いシーツなどをバックに寝かせて撮影することになります。
いずれも目は開いていないとNGだそう。

スマホで撮影してもOK？

上記のポイントに注意すれば、自分でスマホを使って撮影したものでも大丈夫です。
特にスマホなら何度失敗しても撮り直しができますし、連写を駆使して真顔を撮影することも難しくないと思います。

現に我が家でも息子が1歳の時に、家の白い壁を背景に椅子に座らせて撮影した写真でパスポートを作りました。

写真が撮れたら証明写真をつくるアプリなどを使って、コンビニで印刷をすればOKです。

戸籍謄本・住民票の写しの準備

次にお住まいの市役所で戸籍謄本を1通発行してもらいましょう。
（手数料がかかります。）

住民票の写しは基本的に不要ですが、地域によっては必要な可能性があるので、お住まいの地域のパスポート申請の手順を確認するようにしてください。

本人確認の書類の確認

健康保険証と母子手帳を持参すれば問題ありません。
申請者本人（お子様）の写真付きのマイナンバーカードがあればそれでもOKです。

パスポートの申請

写真・戸籍謄本・本人確認の書類が準備できたら、パスポートを申請しに行きましょう。
申し込み時は親（代理人）だけでも大丈夫です。

「一般旅券発給申請書」を記入して写真や書類と一緒にカウンターに提出してください。
（パスポートは5年用と10年用がありますが、20歳未満は5年用しか申請できません）

提出したら引き取りの書類と一緒に受け取り可能な日にちが伝えられます。

パスポートの受け取り

申請後、パスポートが出来上がった日以降に受け取りに行きましょう。
受け取りの時には赤ちゃんだったとしても本人がいないとダメです。

12歳未満の場合は5年用のパスポートを申請するのにかかる費用は6000円。
この費用は現金ではなく収入印紙・収入証紙で支払う必要がありますが、パスポート申請センターの中に売り場がありますので現金だけ準備しておけば大丈夫です。

これで無事パスポートを受け取ることができました。

おわりに

海外に行くと、小さな旅行者が多いことに驚かされます。

特に日本から近いグアムなどは本当に赤ちゃん連れの人が多く、小さな子供を連れて飛行機に乗るということが一般化しているんだということがわかりますね。
※グアムなら場合によっては国内旅行より近い場合もありますし。

1歳児の海外旅行にグアムがサイパン・ハワイよりオススメな理由

当記事がパスポート申請の参考になれば幸いです。

なおパスポートの申請方法につきましては、こちらの外務省のサイトを参考にさせて頂きました。
[参考]パスポートの申請から受領まで（初めてパスポートを申請するときの例）｜外務省