グアムの雨季っていつ?雨季の特徴や注意点、台風について
グアムは常夏の島のイメージがあると思いますが、いざ旅行に行くとなったら気になるのが天気です。
毎日青空で晴れてくれるのが理想ですが、天気は自然のもの。
なかなか上手くいかないこともありますよね。
特にグアムのような南国旅行で気になるのは「雨季」でしょう。
いったいグアムの雨季はいつからいつまでで、どのような感じなのか?
グアム雨季についてまとめましたので、参考にしてみてください。
グアムの雨季について
グアムは典型的な海洋性亜熱帯気候の島です。
下のグラフのとおり1年を通して気温の差が小さく、だいたい27℃~28.5℃(最高気温32℃~最低気温21℃ぐらい)のため、1年中海で遊べるような観光地となっています。
一方降水量は一年のうちで大きく差があることもこのグラフからわかりますね。
だいたい6月ごろから雨が増え始めて、9月にピークを迎えます。
この時期(6月から10月)こそが雨季となっており、年間降水量である約2500mmの雨のうち実に2/3ほどが雨季の時に降っているのです。
グアムの雨季の特徴
ただし、もし旅行の時期が雨季にぶつかったとしても、そこまで残念がる必要はありません。
というのも、グアムの雨季は晴れ間も多く、ビーチを楽しむことができる場合が多いからです。
※上の写真が9月に訪れた際のタモンビーチです。雲は多いものの、海はそこそこ綺麗ですよね。
どうしても雨季と聞くと、日本の梅雨のような日々を想像してしまいがち。
毎日ジトジトと雨が降って・・・空はどんより、1日中降り続く雨のせいでどこに行く気もしない・・・という憂鬱なあの季節です。
でも安心してください。
グアムの雨季は日本の梅雨とは別物です!
雲は多いですが、晴れ間もよく出ていますし、むしろ雨が降っている時間の方が少なかったりします。
どちらかというと「スコール」が多く、黒雲が出てきたかと思うとザーッと雨が降って、その後はカラリと晴れる・・・という気候なんですね。
そのため雨季と言っても「雨が降り続いて海に全く入れなかった」ということにはなりにくいわけです。
※もちろん雨が降り続くことが全くないというわけではありませんが・・・。
ちなみに雨季の雨上がりには大きな虹が見えることもしばしば。
海にかかる大きな虹を見れるのはもしかしたら雨季のグアムの特権かも・・・?
また雨が続いたとしてもグアムでは海やプール以外にも楽しめる場所がありますので、こちらの記事も参考にしてみてください。
グアムの台風について
基本的に楽しめる雨季の中でも、特に気を付けたいのは台風シーズンです。
7月~10月はグアムでも台風が発生しやすく、この時期には数日間に渡って雨や風が続きます。
こればかりは運でしかないので・・・台風のリスクを避けるためには、なるべく乾季の渡航計画を立てるしかないでしょう。
ちなみに日本に来る台風はほとんどがグアム近海で発生したものらしいです。
日本への台風接近にあわせて旅行時期を決めるなども場合によっては必要かもしれませんね。
また、数年に一度大型の台風がグアム島に上陸し、大きな被害をもたらすこともあります。
台風による甚大な被害のせいで廃業に追い込まれたホテルがあるほど。
当然風も強く、波も高くなりますので、台風時期に当たってしまった場合はビーチに出るのを諦めましょう。
雨季のグアムの注意点
私たちも何度となく雨季のグアムに旅行していますが、特に注意が必要だと思ったのは「体の冷え」です。
前述したとおり年間を通してだいたい28℃ぐらいなのに違いはないのですが、どうしても雨季のグアムでプールなどに入ったあとは日が出ていないことがあるためか寒く感じることが多かったです。
なるべくプールサイドで羽織れるタオルなどを持参するなどを心掛けた方が良いかもしれません。
また外を歩いている時に急なスコールに当たることもしばしば。
その時には例外なく全身びしょびしょになりますので、着替えを少しだけ多めに持って行った方が安心でしょう。
※雨が来そうだな・・・と思ったら迷わず屋根があるところに避難することをオススメします。
もし全身が濡れてしまった場合にはなるべく建物の中に入らないようにしてホテルへ戻り着替えるようにしましょう。
グアムはどこの建物もだいたい冷房がガンガンに効いているため、濡れた体で入ると一気に体温が下がってしまいます。
せっかくの旅行で体調を崩してしまうとその後の日程に響きますので十分に注意をしてください。
最後にレンタカーに乗る予定の方にも注意をひとつ。
雨季のスコールは本当に激しいので、運転中に前が見えないぐらいの雨に遭遇することもあります。
現地の人はそれでもガンガン飛ばしていたりしますが、グアムの道路は雨の時にスリップすることも多いですので徐行を心掛けるようにしましょう。
おわりに
天気は旅行の楽しみを左右する大きなポイントであることに違いはありません。
ですが、晴れていたら晴れていたときの、雨が降っていたなら雨が降っていたときの楽しみ方を見つけられるのもグアムの魅力の一つです。
乾季を狙えば本当にカラっとした良い天気の南国が楽しめますが、雨季なら旅行代金が低いため食事やアクティビティ、買い物にお金を回せるというメリットも。
ぜひ自分にとってのベストシーズンを見つけてみてください。
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2019/11/03
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